鳩

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3の鳩のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

私はこの映画のメインキャラクターたちが、各々個性的で考え方もバラバラなのに、物語の中でお互いの事が、大切な友人で家族のような存在になっていくところが好きなのですが、今回もそれが感じられてとても好きな作品になりました。

前作まで以上に、メンバーがガーディアンズの事を家族のように思っていて、勝算が低くても助けに行く事に少しも躊躇わないところが気持ちよかったです。
ドラックスはもう少し後先考えてほしいけど…。

特に今作はピーターが、ロケットの事を親友でとても大事な存在だと思っていて、必死に助けようとする姿に熱くなりました。
ロケットにとっても仲間が大切な存在ということが、過去の話で実感出来たのも嬉しかったです。
大切な友達を死なせてしまった(実際はロケットのせいではなかったと思うけど)過去をずっと引きずっていた事が、辛かった。

ネビュラは冷たいように見えて、実は一番、家族という絆を大事にしたいのかもしれないなと今作で感じました。常に怒っていたのも、仲間の身を危険に晒したくないからだろうし、ロケットが無事に回復した事を知った時の姿に目頭が熱くなりました。ドラックスに対してデストロイヤーではなく父親だったよ、と言葉を掛けた時には、サノスに改造され続けても従っていた彼女の気持ちを考えると切なかったです。
姉のネビュラとの和解あっての今があって、本当に良かった。

マンティスは、ネビュラとの言い合いのシーンで自分の意志を強く伝えていたところに胸が熱くなりました。もう、エゴに仕えていただけのマンティスではないのが嬉しかった。ドラッグスの言葉に乗せられてバイクに乗ってしまったところは、相変わらずの素直さがあって可愛かったけれど。(笑)

ガモーラはピーターと恋仲になったガモーラではなくなってしまったけど、自分は自分だという言葉が彼女らしかったし、みんなを放って置けずに助けてしまうところも少し懐かしくなってしまいました。戦闘シーンの剣さばき、最高にかっこよかった〜!
それから、ラストでラヴェジャーズのところに戻ったシーンを見て、彼女にも家族が居るんだと感じられてとても安心しました。

今作誰よりも冷静だったのではないかと思ったのが、意外にもグルートで、それが個人的に面白かったです。仲間のみんなに言葉を理解してもらえるようになっていたのも嬉しかったです。怪獣!って言われて怪獣の真似するのも面白かった。

コスモは今作で新登場でしたが、とても可愛くて大好きになりました!悪い犬と言われてずっと怒っているところや、最後にいい犬だと言われて、そう言うと思ったわ!ってじゃれついてる姿が本当にキュートでした。

アイーシャは意外とあっけない退場で、もう少し活躍が見たかったな…。

作品を離れるキャストが既に何人か決まってしまっているので、今後出ないであろうキャラクターはいますが、ピーターや、ロケットが船長になったガーディアンズが、今後また活躍してくれたら嬉しいと思っています。
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