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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のkanacoのレビュー・感想・評価

3.6
ありのままの自分たちを受け入れ、他者の多様性を認め、自由を謳歌し、仲間=家族を愛する銀河の落ちこぼれたち〈ガーディアンズ〉のラストバトル!GoGメンバー1人1人に見せ場あり!最終章かつ重いテーマを取り上げながらも愛すべき彼らのいつもの〈ノリ〉が健在だしエンターテインメント映画感が😆👍(140文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

★ネタバレが推察できるような記述がありますので未鑑賞の方はご注意ください。

GWの劇場映画2本目~。久しぶりに1日で2本も劇場映画を見ました(そして、やっぱ年だからもう無理だーって限界を感じました…😑)。MCU勢はやっぱり本作がGW大本命ですかね?私は今作が大本命でした~😀✨

最新作だし公開して間もないので、いつも書いている序盤・導入の◆あらすじ◆は割愛😀

****以下ネタバレあり&乱雑文****

❶銀河の落ちこぼれ〈ガーディアンズ〉の最終章、ラストバトル!

アベンジャーズの一員として世界を救った銀河の落ちこぼれ〈ガーディアンズ〉が、完璧な生物や星を作ろうとするマッドで独裁的な男の野望を阻止するために命を懸けて戦う〈ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー〉の最終章、ラストバトル!

予告だけを見ていた段階ではかなり心配していた。GoGなのにお通夜みたいな暗い話になるのではないだろうか…と。しかし序盤で〈予告〉自体丸ごとを真正面から吹っ飛ばすような演出に思わず笑顔。この「始まったぞ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー!」っていうワクワク感が素敵で高揚感に包まれた。

問題児ばかりの個性豊かな愛すべきキャラクターたち、美しくて壮観な宇宙という舞台、チームワークが活かされるカッコ良いアクションシーン、そしてなんといってもGoGの特徴である鳴り止まない音楽が、例え過酷な状況であっても「いつもの」彼らの冒険を盛り上げていく様子がとても良かった。

❷GoGメンバーの1人1人に見せ場あり!エンターテインメント映画感◎

今まで隠されていた〈ロケットの壮絶なる過去〉。そして完璧主義を目指して想像と破壊を繰り返す凶悪なヴィランと、落ちこぼれだけど“ありのまま”を愛し足りない所を補いあうガーディアズの戦い。この2ラインが絡まりながらストーリーが展開されて行く。

ロケットがメインだが最終章ということでガーディアンズたち全員に見せ場があり、彼ら1人1人の成長した姿が描かれていた。コメディも全編に散りばめられ、泣かせてくると思ったら笑わせてくる、カッコいいと思わせたらダサさも見せてくる…など軽快なテンポで様々な感情を揺さぶってくる。色々な要素がそつなく詰め込まれておりVol.1、Vol.2でも感じた〈これがエンターテインメント映画だ〉っていう感覚を今一度味わうことができた。

❸〈ジェームズ・ガン特有のえぐみ〉をちょっと強く感じて”しんどい”

個人的にジェームズ・ガンは本来クセが強く〈グロくて不謹慎で悪趣味〉な要素をエンタメとして明らかに描くことを厭わないイメージがある。正直なところ、私には〈彼の特有のえぐみ〉が他2作品に比べて少し強めに出ているように感じ、それが私の許容範疇を超えて度々「うっ😖」ってなった。

バイクの奪い方(その被害者がそのまま転がるように逃げるなどしてくれればよいのに動かないとか)とか、ジャンピングからの着地方法とか…ちょっときつかった。過去話は過去だし、乱闘のアクションの見せ場、街破壊みたいなのはさすがに気にならないのだが、今のヒーローたちがいち個人に向けてそういう行為をする瞬間に「うっ」となる…。

そりゃ、これが「ザ・スーサイド・スクワッド」だったら全然気にならない(というかやってくれとさえ思う 笑)。だけどGoGもやってもいいけど「やりすぎはしないで」って思ってしまった。だって後に、やっぱりロケットはその引き金を引かなかったじゃないか(引いたならそういう映画になったのだと納得できるけど)。何故なら自分はガーディアンズだからって。

あと、随分と今回は宗教色(っていうか演出)が強かったですね🤔

🌌🐝「ありのままの自分たちを受け入れ、他者の多様性を認め、自由を謳歌し、仲間=家族を愛するガーディアンズ・オブ・ギャラクシーたち。最終章かつ暗く重いテーマを取り上げながらも彼らのいつもの〈ノリ〉が健在で安心しました。そして、次のステージへ…。全てのキャラクターに居場所を。❸でボヤボヤ書いてしまいましたが愛すべき〈落ちこぼれヒーローたち〉の卒業式は前向きで晴れやか!とても良かったです😌✨ラストのみんなが並んだ1枚絵、本当に良かったなー」
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