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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のtakatoのレビュー・感想・評価

3.9
 正直私としては結局1が一番というのは変わらなかった最終作でした。本作に限らずだが、長いシリーズが終わって卒業なんやから野暮なこと言うなよ的なノリは嫌い。見続けてきた自分の思い出や感慨があるのはわかるが。


「それはそれ!。これはこれ!。」


 要素盛り過ぎ、大袈裟+感動的にしようとし過ぎ、動物使って泣かそうとするのはやはり卑怯、そしてなによりラストのヴィランがそんな光るとこないマッドサイエンティストキャラでいいの?ってのが気になった。


 マッドサイエンティストキャラならば日本のオタクは「メイドインアビス」のボンドルドという殆ど完璧と言っても言い過ぎじゃないくらいの大傑作キャラが存在するから、その可愛い実験動物出身が〜というのもまんまでどうしても比較しちゃいました。


 ただ、やはり全体的なビジュアルの創造力はやはり素晴らしい。いくら技術があっても、それこそ「ひらめき」がないと他とは一味違う世界を作り上げることはできない。戦闘シーンも見所あるし、なによりキャラが良いのは皆さんご存知な良さですしね。


 なぜ結局三部作で1が段違いに私が好きだったのか?は、なにより音楽のマジックが起こってたからとしか言いようがない。別に音楽に詳しくもない私でも1ではopシーンからしてノリノリ最高でガッツリ掴まれ、最後は音楽と合わさってさめざめと泣いたのである。


 本作も当然曲とシーンを絡める演出をしてるんだろうが、私としてはやはり音楽そんな詳しくないからなぁ〜の域を出なかった。本当に凄い演出は知ってなくても凄い、知ってればより凄い!になるべきだと思うので私は正直ガン上がりはせんかったです。どうでもええが、ロリが大量に出てきたけど、ガン監督としては含むもんがあったのかな?。
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