Punisher田中

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のPunisher田中のレビュー・感想・評価

4.5
いつものあらすじは無しです。
ただ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー前2作品とスピンオフ作品を見よ!以上!

世界一期待されなかったはずのならず者達による、世界一アガった愛溢れる素晴らしい完結譚。

語彙力が早速ぶっ飛んでいて申し訳ないですが、、、、、、、
ジェームズ・ガン、サイコー!!!!!
最高すぎる!!やりやがった!!スゲェ!!
本当に最近のジェームズ・ガンはメガホンと筆が乗りすぎていて全く期待を裏切らないので、大船に乗った気で今作にも望めたのだが、完結編でこの手法...スゲェ〜!!と無事涙びしゃびしゃ顔面崩壊を果たしてしまった...
まず、3作目でロケットに焦点を当てるというのが素晴らしい。
スタンダードだと思いがちだが、最近のお花畑なディズニーマーベル路線だとスターロードがガモーラと再び愛を紡ぐ作品を制作する気がするので、ジェームズ・ガンは完結編にロケットへとしっかり焦点を当ててくれて良かった。
そしてロケットへ焦点を当てながら、ならず者達vsエリート思想という構図は一切変えずにエゴ以上の悪を出してくるのがまた素晴らしいの一言。IQ3億?1兆なのか?
今や、僕含めて厄介なファンをあまりにも内包しすぎたMCUだが、そんな厄介なファンの期待にすら応えられる物を作りながら、しっかりと物語にピリオドを打てる手腕に感謝と敬意を評したい。

先に綴ったならず者vsエリート思想の構図をより強くするラストの展開にはわかっていながらも痺れ、実に彼らしい動物愛と""怪獣""愛感じる作品で無事顔面崩壊させていただきました。
まだ公開からさほど経っていないため、内容の多くは語れないが、MCUユニバースは1ミリも擦らずに作品のキャラクター内でのみ事態を収めるスマートさと1つのシリーズもの及び1つの映画作品としてのスタンダードな在り方を一貫して提示していて最高に良かった。
今後のMCU作品には是非見習って欲しいお手本的な作品であることは間違いない。