ボギーパパ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のボギーパパのレビュー・感想・評価

4.8
劇場2023-36 熊P TC光の森 41

待ってましたガーディアンズ・オブ・ギャラクシー シリーズ第3段。

今回の作品を表すキーワードは「再生」「覚醒」「回帰」「出発」そして「解放」かな、、、
そして今作はロケット秘話が柱となる。

ガモーラとクイルの再生と回帰
クラグリン、アダム、良い犬コスモ、そして何よりロケットの覚醒(ただの荒くれ者では無かったのが凄い!)が引き起こしたことなど、
また、それぞれのメンバーが心を「解放」して進むべき道へ進む。

それぞれに私の思うキーワードに沿ったターンがあり、それを観るのが忙しくも楽しく、愛おしい。登場人物それぞれの解放、再生、覚醒、回帰、旅立ちが見どころ!

そしてロケットの誕生秘話についてはもう泣けて泣けて、、、、滂沱の涙😭
一体全体アライグマとカワウソの向き合う姿で、アライグマとカワウソとセイウチとウサギとの友情というシュールな絵面で、
なぜあゝも号泣してしまうのだろうか、、、

脳内の置換・変換作業が忙しく、感情が制御できない。
今作は特にCG演出の凄さが輝く!ロケットや仲間の表情、グルートも微妙な表情を見せる。細かいなぁ、、、ジェームズ・ガンにしてやられた。でも本当にこちらの心を解放して楽しめた!ありがとうジェームズ・ガン、ありがとうガーディアンズ(^^)

映画ってあり得ないことを、技法技術を駆使して我々に見せてくれて、我々は魅せられるものですって改めて感じ入りました。
素晴らしい!参りました。

そしてこのシリーズの魅力といえば
①劇中に使用される1950〜2000年代ポップス!『Come and get your love』はじめ主に70年代だが、スペースオペラとしての楽曲の魅力。全編通じてかかりまくる(^^)
②MCU・アベンジャーズシリーズの一部でありながら独立感も高く、このシリーズだけでめちゃ楽しめること。
③言ってみればならず者の集合体、彼らそれぞれとにかくキャラが立っていること。宇宙人ならまだしもアライグマと木もいるし(^^)
もちろんもっとあるけれど、、、
④軽妙洒脱でもあり、食い違いの妙もある会話の面白さ。特にマンティス、ネビュラ、ドラックスのそれはサイコー!

と、今作でもこの部分は磨かれに磨かれたものが楽しめた。

公開までのDisney+版作品含めて1.2は観ておいた方が楽しいのでお勧めします。
新聞にケビン・ベーコンの記事が、、、

今作で一応3部作の完結なのであろうが、毎回お楽しみのポストクレジットで期待も膨らむ作り。新しいメンバーへの期待も込めて待ち続けたい!
サイコーでした。
みんな違って皆んなイイ!
完璧なんて求めるもんじゃないね。
それぞれの道を行こう!
ロケット・ラクーンの覚醒の巻。
ジェームズ・ガンありがとう😭ガーディアンズに関してはまたMCUに帰ってきてね。
ボギーパパ

ボギーパパ