ひゃく

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のひゃくのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今作でシリーズ完結というネット記事は目にしていたので, 6年振りに彼らの単独作が観られるという喜びと, これが最後なんだという寂しさがないまぜになったまま劇場へ.

いつもシニカルで憎まれ口ばかり叩くRocketがそうなってしまった過去に泣き, Adam Warlockの強さと規格外加減に驚いた序盤. 家族を失うかもしれない恐怖に追われる中盤は, DraxとMantisのめちゃくちゃなやり取りや行動に何度も救われつつ, PeterとGamoraの(当然ながら)噛み合わないやり取りに切なくもなった. クライマックスの"Face-Off"で家族を見捨てない心意気に改めて感動し, High Evolutionaryをチームの連携で仕留めて大団円, かと思いきや, 最後の最後でPeterの危機に敵対していたAdam Warlockがセカンドチャンスを掴む, という最後までハラハラさせる展開はさすが.

これだけ登場人物多いのに, NebulaはGamoraの代わりにツッコミやチームを支える活躍を全体に渡ってしていた印象があるし, Grootの言葉の意味がわかるし, YonduやVol.2冒頭のモンスターまで出てくるし, ポストクレジットでRocketがVol.1のオープニングを飾った"Come and get your love"を選んで締めるというのがさらにエモい気持ちを...

と最初から最後まで最高でした.
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