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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のfinancierのレビュー・感想・評価

3.6
画面の流れが好きだった。
笑いの方向性は相変わらずだけど、しみったれてなくていい。
(この監督にしみったれた作風のものが作れる気がしないのは、そう)

皮肉や嫌味や冷笑のあとに手厚めのフォローが入るのは今までと違う感じ。
温かいっていうか生ぬるい?

ちったいロケットやフレンズが愛しかった。
私はA.I.に出てくるロボットたちが好きな人間なので。

音楽の時代が下って知ってる曲が多くなった。
フローレンスアンドザマシーンを良い音で聴けてとても嬉しい。





ネビュラ、アイアンマンの欠片というには多すぎるほどのあれこれ。
ネビュラにもハートがあるよ。というシーンは一番じんと来た。

タイムトラベルガモーラさんが変なことにならなくて良かった。
マーベルはそんなことしないだろうと思いつつでも信じきることも怖かった。
あそこまで歓待されるシーンの必要性もわからないけど。そういう団体なんだっけ。。忘れてしまった…。

一夜明けて思ったのは、最近のMCUの三作目は主人公が主役していないなってこと。
アントマンが顕著。あれはほとんど初代たちの話だなあと。
ワカンダはまあ色々あったし、ソーもかな。
…NWH以外全部そんな感じがしてきた。
これも、半分はロケット(ただし現実ラインには不在)だし、他のキャラの心理を掘ったり。
一番表面的なのがクイルだったかも。いや、私が「自身のルーツに回帰する」っていう題材に興味がないだけかもしれない。
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