このレビューはネタバレを含みます
シリーズ完結編?
本作はロケットの辛い生い立ちから今に至るまでのエピソードを主軸に、いつも通りふざけ倒しつつ、いざ敵に立ち向かってロケットを救う為ならなんでもやるというメンバーの激熱友情物語。
すべてのキャラクターの見どころをしっかり詰め込み、更にはそれぞれの新たな側面まで見せていきながら、アダムの創造やノアの方舟的プチ演出なんかも散りばめつつ、動物虐待、優生思想へ批判なんかも落とし込みながら、最終的には全生命愛に繋がるというとんでもなく壮大なストーリーに仕立て上げた、ジェームズ•ガン監督の手腕が凄すぎる。
ドラッグスとマンティスが天然でボケまくるスタイルも、ここに来て完成を見る笑
去るメンバー、新たなメンバーがいるが、どちらのこの先を観たいと思わせるラスト最高だった。
一方、この作品に限らず最近のMCUで残念なところだけど、ディズニー+に加入してない組としては、重要な部分は映画で完結してほしいなぁ。
※コスモについては、vol1でコレクターのところにいた記憶があるが、いきなりメンバーになって喋って、念動力使える??(ホリデースペシャルを観ないとわからんらしい)
あと、映画そのものとは関係ないけど、映画館で、些細なギャグ全てに過剰に笑う集団がおり興をそがれた。