しゅん

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のしゅんのレビュー・感想・評価

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悪い評判ばかり聞いていたので、その分余計に楽しめたところはある。全員集まった後の戦闘シーンはとても上がるし。『スーサイドスクワット』の時も思ったが、スローモーションの上手い監督である。マンティスかわいいし。

とはいえ嫌な感じがないわけでもなく、音楽の使い方が大分弱くなっている。感情的な「友達」で過去も現在も全て押し切るのがちょっと観ていてつらい。こんなに全体統制のとれた集団が観たかったのだろうか?全然救えてない命も大量にあるのだが、過去と繋がってなかったらええんか?

「切り離す」という行為は死に繋がってる。それも、友情で一体化する感じの嫌さと不可分かもしれない。

しかし、嫌な部分は結構あるのにかなり楽しんでしまっている自分が不思議。なんなんだろ。めっちゃ硬いドラムとベースの曲ええなと思ったらフェイスノーモアだった。
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