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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のCIVILのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ完結編
1回目の鑑賞時はロケットやその他メンバーが死んでしまうんではないかと気が気じゃなくあんまり集中できずに周囲ほど絶賛というわけではなかったのだけども、2回観たらやっぱり良い作品に仕上がってるなぁと
完結編としての構造が素晴らしい

前2作ではまだまだ凸凹チーム感があったものの、時間の経過とともに絆が深まりチームとしての結束力が強まっていたのが端々でわかるようになっていて良かった(制服も含め)

時間の経過描写としてはキャラの性格の変化も、特にマンティスとネビュラが顕著だったかな
マンティスはアグレッシブで主張の強いキャラに、Vol.2でエゴの配下だった過去を考えると嬉しいキャラ変
そしてネビュラは本当に素晴らしかった、サブヴィランとして登場した1作目からIWとEGを経てガーディアンズにとって欠かせないヒーローになったネビュラは間違いなく輝くキャラだった
ロケットとの5年の絆があるからロケットが回復した時に思わず感極まる瞬間とかはこっちも涙腺を刺激された

その他のキャラで言うとクラグリンとコスモ、この1人と1匹の関係性も可愛らしかったし元々クラグリン好きなので見せ場もあってよかった

そしてかねてより言及されてきたガン監督にとってのロケットの存在、完結編でそれを描きライラというロケットの原点であるキャラから「これはあなたの物語」というセリフがあったことが落とし所として完璧というか、このために3作品作ったのかなとも思わせるような演出にも感じた

思い返してみるほど今作はMCU作品としてじゃなく、ジェームズ・ガン監督作品として観るのが正解と思う

「銀河の守護者」としてまだまだチームの活躍は続いていくだろうけど、映画としてはこれで完結
また彼らに会いたい気持ちもあるし、ガン監督の手を離れたキャラになってしまうのは…という気持ちもある
カメオ的に出てくるのがちょうどいいのかなぁなんて考えながらとりあえずMCU履修していくのが一番ですかね
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