よんぴる

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のよんぴるのレビュー・感想・評価

5.0
大好きなマーベル映画はもちろん劇場で!まだ公開3週目なのに、1日2回し掛かってないじゃん…
このシリーズはマーベル映画の中でも異彩を放っていますが、毎回ストーリーや音楽が秀逸で、今作が完結編とのことで、寂しくも楽しみに鑑賞…
 
「エンドゲーム」で恋人ガモーラを失って、生きる気力を失ったスター・ロードことピーター・クイル。そのファミリーであるガーディアンズのメンバーは彼を心配し、何とか盛り立てようとクリスマスパーティーを企画したりしている。(ケビン・ベーコン!)そんなある日、彼らが住む星に完璧な世界を創造する敵が現れ、アライグマのロケットが襲われる…
 
これは面白い!「エンドゲーム」を除き、最も面白いマーベル作品だと思います。
まず、冒頭のRediohead「Creep」をロケットが歌唱するシーンで、ガッチリ心を鷲掴みされます。この監督の音楽センスは相変わらず、最高です!
 
物語はロケットの壮絶な過去を掘り下げていき、ジェームズ・ガン流にグロめに「動物擁護」を訴えます。
ロケットは改造施術により、驚異的な知能指数を得るが、それに脅威を感じた創造主「ハイ・エボリューショナリー」によって、心臓に次元爆弾?を埋められたことにより、命の危機を迎える。
それをひたむきに、そして真っ正面からロケットを救うために戦うガーディアンズ、もうこれは立派な擬似家族の物語です。まさかがガーディアンズで泣くとは思いもよりませんでした…
 
随所にジェームズ・ガンの真骨頂のアクションや音楽、さらにしょーもないギャグ満載で、これは素晴らしい大団円かと思いきや…どうやらまだ続きがあるようですね。
とは言え、ジェームズ・ガンは今作を最後にマーベルを離れ、DCの重役となり作品全体の統括をするそうで、しかも新たな「スーパーマン」の監督をやるそうなので、今後のDC映画は期待出来そうですね!
よんぴる

よんぴる