Kohsan

焼肉ドラゴンのKohsanのレビュー・感想・評価

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)
4.0
◇全体の印象
私自身、学生時代に関西(京都)に4年住み、その約15年を経て、全国出張する仕事に長らく携わっているが、たまに西側からタクシーで空港に向かう際、何となく伊丹市内の雰囲気が不思議に感じられた理由がこの映画を観て初めて分かりました。
◇タイトル
あらすじを知らず映画を見るとタイトルとのギャップを感じる作品。予告編を観た限りでは焼肉店で繰り広げられるコメディかと思っていました。
◇ストーリー
大阪万博に沸く高度経済成長時代の大阪(伊丹)空港建設に携わる在日コリアンに関する社会の歪みとこの幸せを願う温かい家族の感動のストーリー。
◇キャスト
長女役の真木よう子と次女役の井上真央が美しくかつ個性を活かした演技が良かったこと以上に、父親役のサム・キンホの存在感と繰り返される「働いた、働いた」というセリフが深く印象に残りました。
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