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クリード 炎の宿敵のEDDIEのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.7
伝説はロッキーからクリードへ継承。アドニス伝説はここから始まった!
まずひと言申し上げます。私本作を観るために、ロッキーシリーズを最初から見直しました。その中でロッキーファンになったわけですが、このクリードという物語。決してロッキーシリーズに引けを取らない傑作であると。
本作を鑑賞する時間130分。もう泣きっぱなしでした。
あまりにも素晴らしい作品すぎて、以下ちょっとネタバレ要素も含みながら語らせていただきます。
ストーリーとしては、「ロッキー4 炎の友情」に遡ります。ロッキーのライバルであり、盟友のアポロ・クリード。彼はロシア(当時ソ連)の新進気鋭のボクサー、イワン・ドラゴとの試合で負ったダメージにより還らぬ人となります。その後ロッキーがドラゴを倒すわけですが、ドラゴのその後の人生は壮絶なものでした、という残酷な現実を引きずって本作に繋がるわけですね。
主人公アドニス・クリードは前作『クリード チャンプを継ぐ男』で、人間としてボクサーとして成長し、これまで目を背けていた偉大な父アポロの姓クリード を名乗るようになりました(それまではジョンソン)。
で、本作では全米からの注目も増し、遂に世界チャンピオンに輝くんですが、そこで舞台が整ったとばかりにイワン・ドラゴの息子ヴィクターから挑戦状を叩きつけられるんですね。
いやはやこれが強い強い。1度目の対戦では手も足も出ないんですね、アドニスが。恋人にプロポーズして、愛娘も産まれてと人生絶頂なときに、絶望に打ちひしがれるわけです。
結果的にロッキーのサポートもあり、クライマックス敵地ロシアでヴィクターと再戦です。ここまでの間に何度もドラマが起こり、何度も涙が頬を伝います。
とにかく感動するし、素晴らしい作品だから、とりあえず観て!そんな感情です。なんならロッキー2と4(できれば3も)観た上で、鑑賞してください。という想いです。
で、何が素晴らしいってこれ主人公がアドニスだけではないってところですよ。あくまで私見なんですが、これ他にもロッキーの物語でもあるし、イワン・ドラゴの物語でもあるし、ヴィクター・ドラゴの物語でもあるわけです。
とにかくそれぞれに感情移入しながら観ると、感動のトリガーポイントが何度も訪れるわけです。
もう書き出すと止まらないので、感想はここいらで!ボクシングのシーンもリアリティあってめちゃくちゃ迫力あるので、みなさん是非とも観てください!
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おそらく僕は再度劇場に足を運ぶことでしょう。笑

(自身の映画レビューを他アプリから転載)

→1/16に2度目の鑑賞行ってきました。
2度目はよりドラゴ親子の視点で観て、また泣きました。
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