櫨山

クリード 炎の宿敵の櫨山のレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.9
アドニスが過去ではなく、明日のために戦う話にちゃんとなっていた。それだけでもやった価値のある作品。『ロッキー』は『何のために立ち上がるのか』の話だと思ってるんだけど、もう父の声を聞けないアドニスがね……。今回はなぜ負けられないのかということなんですよ。

逆にドラゴ親子が最小限にしか描かれないからこそ、その心情に思いを馳せるだけでとても胸が痛い。
イワン・ドラゴも人間だったという、どこまでも当たり前の事実が辛い……。
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