【(7)2015/1/8:シネマート新宿】
この作品を「男のロマン必修科目」とか言う輩がいますが、ちょっと待ってほしい。これは「夢見る少女必修科目」でもあるので、ぜひ女子クラス(略して女クラ)の授業にも採り入れてくれ、と思うのです。
公開20周年てことで、わたしも約20年ぶりにスクリーンで観たわけですが、なんなんでしょう、今だ湧き上がるこの悔しさというか嫉妬心というか遣る瀬無さは。
いい年してこっぱずかしいことを平気で書かせてもらうと、自分があの話の中にいない、或いはいなかったことが、悔しくてたまらない。「ほんとはちがうのわたしがアラバマなの」って言いたいこの感じ(書いてて死ぬほど恥ずかしい)。わたしだってママのクローゼットから盗んだようなフェイクファーの豹柄コート(サイズ感絶妙)着て、オールスターハイカットでダンナの父親とハグしたいし、自分の命が危うい状況下でも愛する男のために中指立てたい…んだけど…、、状況に恵まれなかったのよね〜、っていう。自分の平凡さに吐きそうだ。
なんかもう何書いても絶賛青春留年中‼︎‼︎なイタい中年の戯言にしかならないんでやめますが、多感な時期にこんなの公開されちゃったおかげでアンテナへし折れましたありがとう(棒読み)。
しかし、「松本人志の放送室」はなぜこの曲なの。