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ブレイキング・インのadeamのレビュー・感想・評価

ブレイキング・イン(2018年製作の映画)
1.5
監督デビュー作の「Vフォー・ヴェンデッタ」でスマッシュヒットを放って以降パッとしないキャリアを歩むジェームズ・マクティーグの五作目。
亡くなった祖父の遺産整理に実家へやって来たところで、金庫目当てで侵入して来た男たちに鉢合わせた親子が見舞われる恐怖と、人質となった子どもたちを無事に奪い返すための母親の奮闘を描いたスリラー。
ハウスインベージョンものとして、設定にもキャラクターにも展開にも新鮮味がなく、時間制限を設けてはいるのですが、それが犯人側へのリミットなのでサスペンスを盛り上げる効果にうまく繋がっていません。
一家が誰一人傷つけられることのないまま終盤まで向かうのも、緊張感をイマイチ煽られない要因となっている気がしました。
家に色々と備わっていた設備が大して活かされることがないのも拍子抜けでした。
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