すぽんてぃにあす

ブレイキング・インのすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

ブレイキング・イン(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

家族を守るために奮闘する母親を押し出していると思われる作品。

アクション映画ではない、サスペンス要素も弱ければスリラーとしても生ぬるい展開の連続。
見所らしいところがどれも力不足で、妥協したら何のジャンルにも成り得るかもしれない。
妥協しなければ無味無臭でしかないです。

簡単にまとめたら家の金庫に目が眩んだ強盗達、それに巻き込まれた家族という体。
犯罪者の自分達のことしか考えていない愚かな前提がもう腹立たしくて仕方ない。

そして残念ながらこの内容をシリアスリーで世に送り出すメリットが見えない。
「ホーム・アローン」シリーズなんかをコメディタッチで描くのは最高なんだけど、真面目にやられるほどの緻密さもリアリティも本作には無い。
凡ゆる角度から見ても利点が窺えない内容でした。

ハイテクな家が全く活かされていないし、そもそも現実味が無い。
この映画をしたいがために用意された家にしか見えないから、個人的にはずっと破綻してました。