サスペンスホラーで身体をはって闘う母というコンセプトは面白いしあまり観ないので評価したい。脇キャラの登場のさせ方や、悪者たちのキャラの立て方もちゃんとしていていいと思う。ただ残念なのは、「セキュリティシステム付き豪邸」という面白そうな舞台を使い切れいていないこと。題名からして、セキュリティシステムにより「入れない家」のはずなのに、結構出たり入ったりしている。どこからどんな風に？よく分からない。私は出入り口が何個あるのかも半信半疑だった。せめて正面ドアと裏ドアの違いをもう少しはっきりさせて欲しい。セキュリティシステムをもっと前面に押したら面白さも増したんじゃないだろうか。昔からそこに住んでいた主人公ならではのの裏技とかもっと観たかった。
ラストあたりの展開もイマイチだったなぁ。「なんで○○しないの！？」とスクリーンに問いかけしたくなる感じの例のアレ。イライラするアレ。
