映画『十三人の刺客』を観た後、ついでに観た作品です。あまり期待をしていなかったためか、そこそこ楽しめました。
ただ『十三人の刺客』と比べてしまうと、文化祭の演劇の域を脱してないです。演技的な魅力はあまり感じません。切腹シーンなどお粗末なものです。
シナリオ的には面白いのですが、男達が激減した世で、男達が築いたシステム通りに動くだろうか...と言う疑問が常に付きまといました。そして、観ていて生理的に受け付けないシーンが時々ありました...。
歴史上の人物が皆、実名で出てきます。そして大奥の「無駄はこの世の贅沢」と言う考え、ある意味納得してしまいました。肩に力を入れず観れる作品である事は確かです。
