雨宮はな

ホーム・アゲインの雨宮はなのレビュー・感想・評価

ホーム・アゲイン(2017年製作の映画)
3.0
お人好しでジャンル違いのイイオトコ夢見る3人を観る映画。
個人的には長女と脚本家ペアの物語がアツい。

子供が振り回されている期間が長くて気になるけど、映画においては珍しくちゃんと決着がつくので良かった。
子どもに必要なのは生みの親ではなく、関わってくれる大人なのだと良い具合に表現していると思う。
なんなら、恋愛映画というよりも親子映画というくらい、親子だったり子供時代を終えること(大人になること)にフォーカスしていると思った。

今後が楽しみな俳優たちをいっぺんに観ることができて、贅沢な作品でもある。
■監督であり商業とモットーの間にゆれる、ヒロインとの歳の差恋愛にも忙しいハリー役のピコ・アレクサンダー 。
■脚本家で娘たちのよき相談相手であり、「もし駄目だったとき」が考えられるジョージ役のジョン・ラドニツキー 。
■兄のハリーよりもこだわりを純粋に語る、ウェブサイト立ち上げができる程度にデジタルナチュラルなテディ役のナット・ウルフ。
雨宮はな

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