I am Sam アイ・アム・サムのsakurumiのレビュー・感想・評価

終始涙がスーッと流れてくる映画。
本来なら普通の、誰よりもお互いを愛する父と娘。
それなのにただ父が7歳の知能しか持たない障害があるというだけで、その仲を引き裂かれてしまう。
娘も、父のことは大好きだけど段々他の親と違うことに気付いて見栄を張ってしまう。成長するにつれて周りとの価値観に合わせにいってしまう。
一方でその娘の気持ちにも気付きながらもただ真っ直ぐに娘を愛し続ける父。

全人類のうち15%いる障害を持つ人たちが、過ごしやすい社会になることを、特別扱いのない世の中であることを切に願う。