いやぁ、現実問題としてとても難しい問題だとは思うけれど。
たとえば『エール』『コーダ愛のうた』で聾唖のママが、娘が健常者で産まれてきたことをとてもマイナスに捉えていた。
コミュニケーションがうまくいくか不安だったから。
サムも自分を超えていく娘と、娘もまた必ず父を超えてしまうことへの不安。
でもそれは知能という部分。多分人間にとって大切なもののすごく端っこにあるものだろうと思う。
本当に大切なことは、サムの弁護士がだんだん変化していったことに集約されているような気がしました。
ルーシーの可愛さが秀逸。
そしてビートルズがいい!
心温まる作品でした。