このレビューはネタバレを含みます
とにかくミシェル・ファイファーがカッコいい。
ストーリー自体は決して単純なものではなく、親子にとっての幸せとは何なのか、色々と考えさせられる内容。
ハンデを抱えながらも、娘と一緒に暮らすことを望むサム。
それでは満足な教育ができない、と親子を引き離したがる周りの大人たち。
一概にどちらが良いとも言えず、鑑賞中はずっと、正解のない問題を解いているような気持ちだった。
そんな中で、小さなキャンディが大量に乗った皿を蹴飛ばしたり、レッカーされそうになっている自分の車にしがみついたりと、ミシェルの豪快でチャーミングな演技にはホッとさせられた。