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I am Sam アイ・アム・サムのNKのレビュー・感想・評価

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)
3.9
スターバックスで働くサムは、知能指数が7歳程度しかない知的障害を抱える。サムは身寄りのない女性レベッカと暮らし、生まれた女の子にルーシーと名付けた。ところがレベッカは退院後にすぐ姿をくらましてしまう。育児に苦労するサムは隣人女性のアニーや、サムと同じ知的障害の4人の仲間たちの協力もあってルーシーはすくすくと成長。ところがルーシーが小学生になった頃、サムと娼婦が偶然店に居合わせたところ警官に買春容疑で誤認逮捕されるという事件が発生。これによりサムは児童福祉局から目をつけられてしまう。
そして、父としての養育能力がないと判断されたサムは法廷で争うことを決意。腕の立つリタに弁護を依頼するが、弁護側の証人からは有効な証言が得られずに不利な立場に追い込まれ、ついにはルーシーを共同親権で里親に引き取られてしまい…

もちろんいい映画なのですが、悲しい気持ちが自分の中で勝ってしまって、モヤモヤした感じで鑑賞し終えてしまいました…
ルーシーのことを考え客観的に見たらそりゃサムから引き離した方が良いのかもしれないけど、子どもを愛する気持ちは誰だろうとみんな同じなのになぁと、辛い気持ちからだんだん憤りに。笑
サムの友人たちやアニーは癖はありますが優しくて温かい人たちばかりで、そこが唯一自分の心の救いでした。
あとはショーンペンの演技のうまさといったら。デッドマンウォーキングのショーンペンを見たあとに今作を鑑賞したら驚くこと間違いなし。
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