いろいろ考えさせられた。
知的障害者のサムに娘のルーシーが生まれる。しかしサムの知能は7歳で止まったままでやがて娘に抜かれてしまう。ひょんなことから親権裁判となり弁護士のリタとルーシーの親権を争う。
なんとなく見たらこんなにずっしりだとは思わなかった。サムはすごい素直。そこがすごくいい。それにルーシーもとっても賢くて優しくてかわいい。サムのことを嫌がる人がいるけどそれは関わりがあまりないだけであって、時間をかけて接していけばサムはほんとにいい人なんだなとわかる。そのいい例が弁護士のリタである。最初は障がい者という偏見を持っていたがサムの人柄と共通点により仲良くなっていく。それによってリタも変わっていくのがやっぱサムいいやつだなと思った。そしてルーシーとサムが遊んでる場面はほんとほっこりする。愛情がある素敵な父親だなと。法廷でサムが言っていた「子育てに必要なのは知能ではなくて、愛情じゃないか」という言葉にはとても説得力があった。
