マキッ

シャーク・ショックのマキッのネタバレレビュー・内容・結末

シャーク・ショック(2017年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公は結構主人公らしい言動をしていたと思う。おじさんの教えである、古き良き知恵とか、祖父の形見の時計を生き残るためにオールと交換するとか。
ただ、なんだかなあ、全体として盛り上がりが平坦だったと言うような気がする。主人公がちょーっとずつ周りの人と会ったりしながら、途中途中でサメが人を食べるシーンが挟まって、最終的なラスボスも罠にかけられたサメの尻尾の一撃で首が飛んだりして、イマイチ盛り上がらなかった。
特に敵の刺客である、元トレーラー仲間のやつが一番何もしていなかったと思う。ジェットスキーで生き残った人を煽りに行ったり、意外と近くから爆弾を流したり(若干不発)、最終的に犯行証拠のカメラを奪ったと思ったら障害物にぶつかって終わったりと何がしたかったんだ感がすごかった。
まあ、金貸しがいて、河川敷?に住んでいる人たちが邪魔だから堤防爆破して全て消したいというストーリーは分かりやすかった。爆破場所から急にサメが現れたのは良く分からなかったが。
サメは今回電気属性付与という特殊なやつだったが、活かされていたかというと微妙だった。唯一活かされたようなのがジェットスキーを電撃で故障させる所だが、別にジェットスキーで逃げたとしても追いついて食えるから特に意味はない。電撃を食らって謎ダンスしているシーンは笑いどころかもしれないが、特に面白くなかった。踊っている方とそれを見ている方のどっちがこの後食べられるんだろうという楽しみ方はあったかもしれない。踊った方だった。
要所要所でジョーズだったりシャークネードだったりの話題が出ていたのはちょっと好きだったが別に加点するほどではなかった。最終シーンで途中スルーされた犬が救出されたので、プラス1。
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