AI殺人がテーマの低予算の近未来SFドラマ。
AIが法廷で「誤作動ではなく、わざと殺した」と供述したことから、AIに心はあるのかという命題を日本チックな刑事ドラマの雰囲気で描いた作品。
設定の着眼点もさることながら、脚本も負けず劣らず良くて、かなり見応えがあった。本格的な予算で改めてリメイクしてもいいぐらいの内容ではあると思う。
少しドラマチックに描きすぎではあるけど、予算を考えればこれぐらい分かりやすくしたほうが見やすいんでしょうし、全体としてまとまりがあったので、ちょっと臭いぐらいの演出はむしろ正解だったと思う。
インディー映画の枠は完全に飛び越えていたので、監督脚本編集の下向拓生という名前は覚えとかなきゃと思いました。