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マローボーン家の掟のAKANEのレビュー・感想・評価

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)
3.8
不気味な何かがうごめく屋敷に隠された謎に翻弄される兄弟の姿を描く本作は、ポスターと予告編が作品を台無しにしているという世にも奇妙な現象が起きているので、なにも観ないで!鑑賞することを!おすすめします!(大声)他にも言いたいことはあるのに言えばネタバレになるから言えないんだけど…本当に日本の配給会社は従業員総入れ替えした方がいいんじゃない?予告も邦題も改悪祭、ポスターに文字入れするのも辞めたら?がっかりした気持ちにしかならないよ。内容が良かったあまりレビューが注意書きと愚痴からはじまってしまうようなアメリカとスペインの合作である本作にはミア・ゴス、アニャちゃん、Stranger Thingsのお兄ちゃんことチャーリー・ヒートンという通には嬉しい英米の若手俳優が一同に登場。ミア・ゴスの「ジャック!」が迫力ありすぎて鳥肌。ある意味いちばん怖かった気がする。この手の作品にはめずらしいかわいいかわいいアライグマちゃん🦝がでてきますが、死にます。振り返れば110分とは思えないぐらいずっしりと重いボリューミーな内容だったな、まるで小説を読んだ後みたい。こんな内容のしばらく尾を引くような作品を観たいなら監督であるスペイン人のバヨナ監督のディザスター映画である『インポッシブル』も私だ〜〜いすきなので観たことないひとはぜ〜ひ〜。
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