にゃんこむ

ディストピア2049のにゃんこむのレビュー・感想・評価

ディストピア2049(2017年製作の映画)
2.1
「SEA」という組織が「平和維持者」という兵士達を統括し、市民を管理している州(国)が舞台。その国は鎖国状態で逃げたくても外に出ることは出来ない……。
主人公はそこで欠落者としての烙印を押され処刑されそうになる事で物語がスタートします。

もうちょっと頑張っても良かったのでは無いかなぁという作品。舞台設定だけ立派で、ストーリーに思想や深みが無いB級SFでありがちな感じです。
平和維持者がごついロボットみたいな見た目な割に、動きは人間だし反撃できるし、あまり絶望感が無い。

2049年が舞台な割に低予算なせいか5年後くらいの未来のような……あんまりSFSFしてない。どちらかといえばサスペンスやスプラッタ成分多め。
バイオハザードでゾンビの頭を踏むような音で人のこと踏むのね……。全体的に効果音がゲームの音みたいな感じ。

そういえばパッケージの風景どこいったの??パッケージ詐欺過ぎませんかね。

ディストピアものが好きなので、劇場に行こうかなぁと思っていたのですが、行かなくて良かった……。
ツタヤで「アップライジング・リム」(パシフィック・リムのパクリ映画)も借りたのですが、ディストピア2045はパロディ映画と知らないで借りたのでガッカリ感が凄い。
ブレードランナー2049のパロディなら、ブレードシューター2045とか、もっとわかりやすいタイトルつけて欲しい!
アップライジング・リムはちゃんと「あのパシフィック・リムを超える?!!」的な、これ、パロディですよ!!ってわかりやすく書いてくれてるのに……。
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