フェミ研ゼミ

バイスのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

バイス(2018年製作の映画)
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この映画をみて、男性が劣性遺伝なのがわかった気がした。
権力に取り憑かれて生きるということの本質から遠く離れて破壊しかできない。
(もちろん素晴らしい男性も沢山いる。しかし劣性遺伝と蔑んでしまう男性もそれ以上にいて、そいつらが権力をもっていたりして恐ろしい)
女性が生を育んでいる間に男は何をしている?
生き辛い社会の仕組みを作ってしまうのは遺伝子のせいなのか。
こんな映画というか人間地球から居なくなってほしい。
みていて悲しくて悲しくて嫌な気持ちにしかなからなくて、しかも私の信頼しきっている人がこの映画は面白かったと言っていたので尚更気持ちが落ち込んだ。

全ての人間が平和に生きる権利があり、権力はそれを守るためにあるべきと強く思う反面、
日々の生活の中で、救いようのないアホたちに手を差し伸べてもそれが救いにならないこともある。
そんな時、こんな奴らはこぼれ落ちてもいいや。
だって助けようとしても分かってないんだもの。と見捨ててしまうこともある。
つまり、私が権力争いをする男性どもを劣性遺伝と罵るように、彼らも私たち庶民をこぼれ落ちるアホとしか思っていないのだなと。

私は自分の国を作りたい。
星の王子様みたいに小さな国がいい。
私の住んでる町、2丁目を一つの国にしたい。みんなで助け合って生きよう。
3丁目の国と1丁目の国、そのまた向こうの国とも仲良くやろう。
小さく小さく丁寧に。
そんな風になれないか。私は国を作りたい。
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