風来坊

フライト・リミットの風来坊のレビュー・感想・評価

フライト・リミット(2018年製作の映画)
2.0
ジャケット写真やあらすじの感じから、運び屋パイロットの飛行技術を用いたハラハラした展開を期待しましたが期待外れでした…。
完全な一人称ではありませんが、プチ一人称みたいな感じで飛行機内での携帯電話での会話がメイン。

他のレビュワーの方がトム・ハーディー主演の「オン・ザ・ハイウェイ」の飛行機版と仰ってましたがその例えは的を得ていますね。
空の上では出来る事が限られているので、狭いコックピット内でああだこうだを見せられても何が面白いのか分からない…。

ヤバい状況になっているのですが、それがイマイチ伝わってこずハラハラしません。そんなに頻繁に電話してたらそりゃ疑われるんじゃないの?あの人は何であんなに口が悪いの?奥さん元気じゃん(笑)とか疑問点もいっぱい。

ダニエル・ラドクリフさんが上手いので主人公の焦燥感はバッチリ表現出来ているのは救い。地上に降りてきてやっと少しだけ盛り上がります。
とにかく地味なサスペンス映画。ハマる人にはハマる映画なんですが、自分には退屈でした(´・ω・`)
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