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生きてるだけで、愛。の125のレビュー・感想・評価

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)
3.7

けっこう見ていてしんどい作品。
元気なメンタルな時に見るのをおすすめします。

「生きていて本当疲れるんだよね。」

鬱になってしまい、
働かずにずっと彼氏である津奈木(菅田将暉)の家で1日を寝て過ごす寧子(趣里)
寧子はとにかく津奈木にきれまくる。
あれかってこい、
人の話を聞け、
その相槌ふざけんな、
出版社で働く津奈木は、
仕事が日に日に忙しくなり、それもストレスになり、家に帰ると鬱である彼女からの罵倒。
辛い、、、
寧子もそんなことをしてしまう自分が嫌。
寧子のセリフにある

「津奈木は私と別れられるからいいよね。
私は自分と別れられないから。」

という言葉が印象的でした。
自分とは離れられないからね。
自分とは一生を共にしなければならない。
自分の嫌なところから離れることはできない。
私も自分の嫌なところ発動したらもうほんとまた出たよ、、って思って嫌気がさすときあります。
そんな嫌なところも認めて、
自分の好きなところも知っていかねばですね。
自分を好きになる努力、受け入れる努力って大事だなと思いました。
人のために性格なおしたり見た目気にしたり、とかじゃなくて、まあそれも必要かもだけど、自分を好きになるための投資はこれからも費やしていこうと思えた作品でした(自分に甘いw


2022-88
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