いとこん

生きてるだけで、愛。のいとこんのレビュー・感想・評価

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)
5.0
正しく理解するってことを
本当に大事にしたいなと思った

当事者じゃないと永遠にピンとこない
ってことがこの世にはある

寂しいから鬱になる
いずれ治る

どんな言葉より鋭いナイフのように
傷をえぐられる
誰が悪いというわけではないのが
なおさらしんどさが増す

分かり合える人がいるということが
せめてもの救いで
それが一瞬だとしても
命を繋ぐ糧になる
「私と別れられない私」の
蜘蛛の糸のように

ラスト、オープニングとつながるところ
逃れられない絶望感とある種の
救いが同居するようで刹那的で
それでも寧子の笑顔は本当に綺麗だった

趣里、最高だ!
ブギウギも大好きです
いとこん

いとこん