2024年 101本目
再鑑賞。私がキモオタ高校生だった頃のオタ活作品。
TVシリーズも大人気の冴えカノシリーズでしたが、個人的にはラブコメが強くなりすぎており、クリエイターとしての部分が少しおざなりになっている部分があると感じていました。正直観る前もTVシリーズの延長戦だろうといった気持ちで観に行きましたが、いやー驚かされました。
詩羽とえりりがいなくなったサークルに波島兄弟が加わり、同人ゲーム作りに勤しんでいきます。一方でプロのゲーム制作に取り掛かる詩羽とえりりの関係性も素晴らしく描いていました。また倫也と恵の仕事を口実にイチャイチャするというラブリーハニー面に関しても忘れていない。
詩羽先輩とえりりは完全なるプロ。だが倫也と恵はあくまでアマチュアという部分のメリハリもしっかりしていた。えりりの最後までわがままなところを先輩として受け止める詩羽先輩。ここの二人の関係性があまりにも素晴らしすぎてお涙どばどば。キャラクター1人1人の心情の演出もばっちばちに決まっています。文句なしの最終作です。
