このレビューはネタバレを含みます
27歳の若さで夭逝したサーファー、バンカーとは何者だったのか。
伝説のサーファー、バンカーの生涯を追ったドキュメンタリー映画。稀代の才能がいかにして浮上し、急降下していったのか、実にハッキリと描かれていた。
ドキュメント作品は斬るより、受ける方が得るものが多いように感じていて、本作も違わず様々なものを得たように思う。オリジナルで在り続ける、ということは頑固でいることでもあり、首尾良く折れることでもあり、結局当人が目指すもののために、または目指すものを見つけるために、走り続けること。こんな感覚と近いのかな、と思えた。
一つのカルチャーをザラッと知る、という用法、効用も邪道ながらありそう。
