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イッツ・フライデーのcatmanのネタバレレビュー・内容・結末

イッツ・フライデー(1978年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

1978年公開。サタデーナイトフィーバー路線のBムービーで、LAのディスコを舞台に繰り広げられる群像劇。登場人物はアホで空虚なキャラクターばかり、しょうもないエピソードの積み重ねがダラダラ続くのでイライラが募る。音楽映画の筈なのに、製作陣が聴かせ方も見せ方もロクに分かってないのでグルーヴ感ゼロ。だがしかし!長い苦行に耐えながら70分あたりを過ぎてドナ様がステージで伸びやかに歌い出すと、それまで溜めに溜められたストレスが一気に解放される。思わず身体が動き出すこの僅か3分ほどのシーンは最高。というか見所はここだけ。せっかくのコモドアーズの起用も無駄使い感あり。DJが手にするレコードのひとつにミーコのスターウォーズが。ファンカデリックのジャケも見えるが劇中に流れることは無い。トホホ。原題はThank God It’s Friday. 89分。
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