FutosiSaito

ホステージ 戦慄のテロ計画のFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

3.3
 渡航の自由とか住居の自由とか、実感が湧きにくいが、これを見ていると日本では「自由を享受している」ということを理解できる。
 相撲で話題の栃ノ心の母国、ジョージア。インタビューで本人は「グルジア」と発音していたけど。結婚式のようすも垣間見えて、興味深かった。
 そして、特殊部隊、これがまた迷わず銃撃する。軍警察だと思うが、躊躇がない。
 海水浴しているだけで、国外逃亡の疑いをかけられる冒頭から、当時の社会主義による取締がいかに厳しかったのかがよくわかる。
 ハイジャック失敗からのリアルさも、その制圧の仕方も印象に残る。
 戦慄すべきは、体制や国家だ。テロリストではない。 
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