アキラ

愛しのアイリーンのアキラのレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
3.1
"愛のあやとり 愛は絡まり
愛は早まり 愛は終わる
愛に触れて 愛に振られて
愛があふれて また愛がはじまる"
.
奇妙礼太郎の「水面の輪舞曲」がめちゃくちゃに映える映画だった。
エンディング最高だね。
劇中、土着やらセックス、文化の違い、アレコレと社会問題を
提示されてるようだが、それ以前にツッコミどころが多くて、
なかなか内容に集中できない。
その上で、そのあたりの背景は察してねと、
イライラしながら合点するしかない。
劇中の言葉を借りるなら、まさに"分別では語れねぇ"

こういう問題が一様に解決を見いだせんのは、
"愛"に集約されるからだろうけど、まぁ、めんどくせぇってこと。
人によって定義が違うから、厄介に形を変え蝕み、終いには、
真綿で首を絞めてくるように、めんどくせぇ。
とりあえずなんだかんだとテーマが盛りだくさんなんだけど、
愛を描いた映画なのだろう。
けど、この一方通行な感じは、むしろ恋に近い気もする。
とりあえず、この手の観る人を選ぶ映画の宣伝として、
著名人を使って絶賛コメントのせるのは、やめとけって思う。
アキラ

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