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馬の骨のoden8のレビュー・感想・評価

馬の骨(2018年製作の映画)
3.1
ユルいなぁ。
うん。すんげ〜ユルいのよねぇ。
なんかねぇ。
刺したらへっこむおもちゃのナイフで、思いっきり刺された感じかなぁ。
確かに。心に刺さったのに。ふわふわと、感触がないんだよねぇ。
いや。ナイフで刺されたけど、脂肪が分厚過ぎて届きませんでした。だな。

夢から逃げたオッサンが、夢見る乙女と出会って。若かりし頃の火が再燃焼される。という、ありきたりな物語なのにね。丁度いいオッサンの熱量やった気がするの。ドラマドラマしてない感じかなぁ?

恐らくですけど。
桐生コウジさんのキャラかな。この方の優しいエアリー感が良かったんじゃないかと。いい感じのダメ感MAXなズィ·オッサンなのが。"なんか、こんな感覚あるよね〜"って、癒されたの。多分ね。

"馬の骨"の楽曲の良さはちんぷんかんぷんなのだが…。ライブのパワーって凄いのね。些か、格好良く見えたんですけろぉ〜。

夢を追いかける大切さ。というよりは…。
情熱を注げるモノっていいよねぇ〜ん。ぐらいのノリかなん。
んでもって、バンドみたいに。誰かと共有や共闘できるモンやと、さらに素敵やん。みたいなことよねん。

決してセンスが良いやんと感じる作品でもなければ。胸が熱くて苦しいんですけろぉ〜と感動する作品でもねぇっ。
なのに、なんか好きでしたわん。空気だなっ。作品の空気が良かったのよん。
てかっ…オッサン特有の哀愁だなっ。

頑張れオッサン!負けるなオッサン!!オッサンにだって明日はある〜っ!!!
by 煮物周四十

Cast(役者·キャラ) 4.5(ユルオジ·ダメオジ感)
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 2.5
Picture(画) 3
Acoustic (音) 2
23-197
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