ゆっくり

来るのゆっくりのネタバレレビュー・内容・結末

来る(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ノレた。食らった。
よくできてるなーーーー。
バトル展開に切り替わって、強者が集まる所、絶対強いおばさん集団が死ぬ所とか熱くなれる。

空っぽな奴ら、うじうじした弱い奴らは、この先生きていけないぞ。
自分が今生きていると実感させてくれるのは痛みだけ。
だから本当は全員弱いけど、立ち向かって生きてる。
ぼぎわんが姿を見せないのも闇そのものだから。

古来から続くごちゃごちゃ宗教という日本の精神と、JKやビジネスホテルやニュータウンなどの現代の物質の組み合わせも面白かった。

昔から続くお祓いを、「わからない」けど妨害する。
それは、因習とか血の繋がりを越えてとにかく生きていくということ。
その生活は沢山の犠牲の上に成り立っているということでもある。