目まぐるしい展開でがんがん進む物語。
ふぅ、もう全て終わったかと思ったらまだ全体のちょうど半分残っててびびった。
内容が詰まってる。
ここまで非常に漫画的で好み。
そこからまた長い物語が始まる。ただし冗長はなくテンポ良く見せてくれて驚きの連続である。
ポップでキャッチーな監督の作家性があるので毛嫌いする向きもあろうが僕は可愛くて好きです。
かなり楽しめました。
お金もかなり掛けてそうで絵の贅沢さ、昔ながらのオカルトを一歩二歩前進させたような発想は最高でしたね。
舞台となるマンションが大友克洋の『童夢』を思わせてわくわくしました。
キャスティングも良い。
敵の設定が完全に好み。
有無を言わさぬ邪気で無差別に人を殺めてく設定。
ここもっと掘ってくれとかありましたけど、監督の意向と時間的制約があるもんね。
原作面白そうなのでチェックしてみます。
寝る直前に観たのでまんまと奇想天外でスタイリッシュな夢を見ました。
ラストに関する感想はコメント欄にネタバレします。
