フカミ

来るのフカミのネタバレレビュー・内容・結末

来る(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

面白いと聴いて鑑賞。うん、面白かった。
ホラーと言う事でしたが、前半は確かに日本の怖い話よろしく、怨念めいたものが近づいてくる感じがおどろおどろしく、しかし、後半からは一転、漫画の様な異能者総出演バトルものの様なノリになってく~。
霊媒師さんたちがいろいろと面白かった。おばちゃん霊媒師たちの大騒ぎしながらの旅とか、オッサン霊媒師たちの「やばいな」からの分散していく件とか、「~らしい演出」の面白さがあって好きなシーンです。
 最初は妻夫木君のキャラの視点で物語が進むのですが、花さん視点に切り替わって花さんの視点ではこうなんだよと見せるやり方は分かりやすく面白いです。ああいうお父さんは良くいそうです(笑)ノーテンキも罪深いですね。
この映画を自分だったら誰にお勧めするか?
子育てがこれからのご夫婦とか?母子家庭とか(やばいか)?安易に子供を下すとか?
少子化問題が現れて久しい日本の潜在的な闇が作品の根っこにあって、そこがホントに恐ろしいところ。
あえてこの映画を鑑賞してそのうえで、子育てを放棄せずに前向きに頑張っていきましょうとか思う次第。

あっ、そうそう
柴田さんよかった、最初の登場もインパクトあって良かったし、そっこー腕もがれて退場とか思わず吹いたし、後から再登場した時も「生きとったんかー!」と同時に「リベンジか!燃える!」と応援したもん。
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