このレビューはネタバレを含みます
前職の後輩におすすめされていた作品。やっと観ました。
ホラーではなくギャグだよとは伺っていたが、確かに他の日本的ホラー作品とは何か様子が違う。どこへ向かっているのだこの作品は…と手に汗握りながら鑑賞した。自分はドライな人間なので、あんなに大量の人間の犠牲を払ってまで、アレを呼び寄せる子どもを守って良かったのだろうかと不安になる…。ハッピーエンドっぽく終わっているけれどもさ。ねえ。
夫としても父としても最低だと思っていた田原の亡霊が、自身が死んでいることに気づくシーンで不覚にも涙が出た。自分のことしか考えていないのだと思っていたけれど、あの人なりに子どもの成長は見ていたかった気持ちあったんだね。(本当かな…改めて作品を振り返ると幻覚だったのではという気持ちにもなった)
それにしても田原の死に方はえぐかったね。絶望感すごかっただろうな。