ENSAN

来るのENSANのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
3.8
ホラーエンターテイメント!

エンドクレジットまで見終わった時に出たものは『どっと押し寄せる疲労感』と『小笑い』だった。

日本のホラー映画だって十分海外と渡り合えると確信した、『リング』や『呪怨』のように恐怖を与える者の姿がはっきり見えなくたってこんなにもおどろおどろしくて楽しめるんだ。

映像、音楽、キャストがうまく噛み合った!

やるならやる!って感じの振り切れまくりのごった煮祈祷シーンは『コクソン』のソレを彷彿とさせるお祭り騒ぎだった、松たか子の最強の霊能力者感と彼女に呼ばれた各地の霊能力者のキャラクターが立ちまくり(新幹線のシーンはタイタニックの楽団を思い出した)でニヤニヤしっぱなし。

柴田理恵が女優だと再認識させられた、『三軒茶屋のばばあ』のイメージから数十年経ちました笑

観るまで主役はT夫木君だと思ってた、まさかそういう話だったとは、単なるお化けや祟りだけでは無かった…人間も怖や…

『オムライス』のシーンは無くても…んがんぐ!(サザエさん風)
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