“中哲監督版「コクソン」”との話を聞き、スルーするつもりが鑑賞。
何かのインタビューで聞いたけれど、小松菜奈は撮影中に中哲監督に散々ボロクソ言われたらしく、“お前、少女漫画原作映画のやりすぎだな！”とか言われて気が滅入ってしまったそうです(笑)
まぁでもその厳しい中哲監督の演技指導もあってか小松さんのキャバ嬢っぷりは最高でした。ちょっと痩せすぎな感じが心配ではあったけれど。
その他メインキャストの皆さんももちろん素晴らしいんだけど、ただ本作の勝因はやっぱり脇を固めた人たちでしょう！柴田理恵にはまぁ度肝を抜かれたし、スーパーの店長役の伊集院光、青木崇高、大賀…みんなヤバい！
皆さん仰る通り終盤の祈祷シーンはアベンジャーズ的な感じでめちゃアガりましたし、あと前半部分が“家族という名の地獄、血族という名の呪い映画”としてめちゃくちゃ怖かったです。ちょっと本気で震えましたもん。素晴らしかった！
ただ流石にあの名作「ヘレディタリー 継承」と同時期公開だったのは可哀想だし、作品として言いたいことがないわけではもちろんないけれど、純粋にめっちゃ楽しかったです。中哲作品では一番シンプルに面白かったかも👍
