ザウルス

来るのザウルスのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
3.0
新婚夫婦に訪れる恐怖ーーー。

普通のサラリーマンの主人公は痛々しいくらい見栄っ張りで空気の読めない、おめでたい男。
嫁は控えめタイプでストレス溜め込むタイプで、夫に対する不満で壊れ気味。

「あれ」が夫婦のまわりに不幸を呼び込み、怒涛の展開に。

沖縄のユタの力を持つ比嘉姉妹は良いキャラしてるし、岡田演じるライターのヤサグレ感もGOOD。
柴田理恵演じる霊能力者もカッコイイ。
しかし、この4人以外の主要キャラはみんな歪んでいる。

主人公夫婦なんて見ててほんと痛々しい。。

結婚式や、法事のシーンは日本人なら誰もが体験してると思うが、集まる面々が皮肉たっぷりで、怖い怖い。
何が怖いってこうゆう人たち普通にいるから怖い。
映画ではその怖さがあからさまに強調されている。

人間が信じられないわw


ラストの除霊シーンはカオスで無駄に派手でまるで漫画のよう。

全体的にチャンプルーなビジュアルが面白い。

ただ、理解が出来ないところも多々。

好きな人はめっちゃ好きそうな、
そんな映画。

これを観た夜は悪夢を見ました。
ザウルス

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