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あの日のオルガンのがぁぷのレビュー・感想・評価

あの日のオルガン(2019年製作の映画)
2.5
出来のいい道徳教育ビデオ。
1,000円以上払ってわざわざ映画館で観るべき代物ではない。

役者は健闘しているが、いかんせんセリフが演劇くさくて現実味を削いでいる。この手の作品としては致命傷。

・言い間違い、言い直しが皆無。
・常にスラスラと流れるように喋る。言葉に詰まる、言い淀むといったことも殆どない。作りもの感満載で、極めて不自然。
・口癖も皆無。

以上のようなことは多くの邦画で見受けられるが、本作では顕著である。
戦争の残酷さは伝わるが、映画としてのエンターテイメント性は希薄で、まるで、ダシの利いていない味噌汁のようであった。
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