荒野の森くま

花の折鶴笠の荒野の森くまのレビュー・感想・評価

花の折鶴笠(1962年製作の映画)
5.0
大坂から江戸に目の治療に行く途中のお金持ちで盲目の娘(北条きく子)と大金の入った財布を旅烏(大川橋蔵・橋幸夫)と女掏摸一味(桜町弘子・品川隆一・本郷秀雄)と ごろつき(佐藤慶・多々良純・吉田義夫)と地元ヤクザが奪い合う傑作アクションコメディ時代劇。

財布が一周廻って女掏摸んとこに戻った時、中身見て桜町弘子が「ふえてるふえてる」とニンマリするのがマージョ・ドロンジョ様風だと思ったら最後は峰不二子系だった。
それと橋幸夫は良くも悪くもなく興行テコ入れのための出演だと思う。

河野寿一はたまにこういう不真面目な映画を撮るので侮れない。

1962年12月1日公開