東京国際映画祭にて鑑賞
先に言っておくと、わたしは稲垣吾郎のファンである。客観的に一応みているつもりではある。
この映画は、男たちの話と親子の話、そして夫婦の物語である。
吾郎ファンだからこそ気に…
このレビューはネタバレを含みます
家族とは?友情とは?
負担使い慣れている言葉をもう一度再確認出来るようなお話でした。
現実ってなかなか厳しいもんだよね。
この作品には一切カッコをつけない超現実を見せつけられたようなそんな気がしまし…
2回目を観賞しこの映画の奥行きの凄さを知る。
言葉では表現されていない全てのシーンに意味があった。
何度も観ないと分からないはずだ。
紘のぶっきらぼうながら几帳面で律儀な所作、性格
紘と息子の類…
東京国際映画祭にて試写しました。
試写したのちに、観客賞を授賞した作品になります。
阪本順治監督のオリジナル脚本作品
日常が淡々と美しく描かれています。
悪い意味ではなく、今どきの奇抜な演出はなく…
山中の炭焼き窯で備長炭を作る主人公・絋に稲垣吾郎。、中学からの旧友で元自衛官の瑛介に長谷川博己、もう1人の同級生・光彦に渋川晴彦。絋の妻に池脇千鶴という実力派の顔ぶれ。
炭の香りを纏っているような…
父の跡を継いで炭を作る吾郎さん。
窯の前に座ってうまく焼けているかじっくりと炎を見つめる吾郎さん。
良い炭を作るためにちょうど良い木を探す吾郎さん。
何も言わなくても、ずっと会わなくても分かり合え…
てっきり重ーい話だと思ってたけど
要所要所でクスッとさせられる部分もあって
3人それぞれのキャラクターが好きになった
田舎の小さな世界でも、
それはそれで1つの世界
井の中の蛙って言う人もいるか…
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