この映画の感想を一言で言い表すのは難しい。
それは当たり前に、全ての人生は面倒で複雑で、愛おしくて悲しくて美しいけれど、それを表す言葉がないのと同じなのかもしれない。
くたびれた田舎の生活と、対照…
東京国際映画祭にて。
自分が男性だったら、また違った感想が産まれるだろうと思えた映画。多分共感も、出来たのかな。でも素直に、男性同士の友情って羨ましいと思った。
作中では池脇千鶴が良すぎて、彼女のバ…
TIFFで、一足先に。
根はまあ優しいであろう主人公は年とともに鈍感度が増してる感じのキャラクターで、その性格の功罪が話を動かして、割とシンプルに伝えたいことを見せてるように感じた。
ただ、音楽が…
稲垣吾郎さん長谷川博己さん渋川清彦さんの組み合わせが、わかってましたが素敵すぎる。平均寿命の半分の歳の、同級生3人が夢みたいに仲良い〜
半世界の英題がANOTHER WORLDなのが少しテーマのヒ…
東京国際映画祭で。
稲垣くんの周囲の人たちを描いた物語だな、と解釈した。父子の物語、夫妻の物語、田舎を出て、また影を背負って田舎に帰ってきた男の物語、その男を受け入れる、田舎に残ったかつての親友二人…
このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭 観客賞にて鑑賞。
映画全体に漂う備長炭を鳴らしたときの音が美しい。
木の下に埋めたタイムカプセルを巡る3人の友情の話かと思いきや、主人公の絋を中心に3人それぞれの人生が浮き彫りになっ…
ただ穏やかな時間が流れる映画だと思ってたら違った。限界集落に生きる炭焼き職人を稲垣吾郎がしっかりと演じていた。奥さんの池脇千鶴が特に素晴らしかった。長谷川博己の獣のような佇まいは格別。夫婦、親子、旧…
>>続きを読む第31回東京国際映画祭コンペティション部門観客賞受賞
父親の跡を継いで炭職人になった主人公と2人の幼馴染たちとの男の友情と家族との関わりを描いた作品
稲垣さんが出ている映画は「十三人の刺客」以来…
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